■ 飛騨 甚 詩集
― 「さくら小路」~さくらユニバーサルの作家たち ―
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自由
無知で自由だから
誰でも
羽ばたいてみたりするんだねぇ
酒月草紙
2012/09/25(火)
15:21
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注意深く
窓を開ける
今に生きはじめたものを壊さないように
注意深く
酒月草紙
2012/09/25(火)
15:18
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バイオリン
そのバイオリンは
遠い海に流れ
遠い町に流れ
心優しい少女たちに
美しい花束を投げかけ
寂しげな恋人たちに
安らかな夕暮れを誘い
そして・・・
あなたには何もあげませんと
ぼくに言ったのだ
酒月草紙
2012/09/25(火)
15:08
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上賀茂から下賀茂へ
灯ともし頃
この京都の街に
少しばかり色あせて
暮れ残る恋
上賀茂から下賀茂へと歩く
君の髪は
今宵の風に
妖しくゆれて
酒月草紙
2012/09/25(火)
14:54
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アゲハチョウ
秋の日に手を透かすと
セピア色の森が見える
かすかな歌は
沙羅双樹の梢から聞こえてくる
今思うと
そこにいた子供たちは
大きなアゲハチョウだったらしい
なぜなら
ぼくのジャケットに
夥しい水色の鱗粉が残っていたのだから
酒月草紙
2012/09/25(火)
13:59
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