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窓から西日が射している
お前は毛糸をたぐりながら
一日を編んでいる
あさぎ色のセーターの形に
はるかな山並みは
藍色のシルエットになっている
私はギターを弾きながら
時間を紡いでいる
いつまでも
こんな夕方があればいいと思いつつ
おまえの頬をオレンジの夕日が染めている
肩にかかる長い髪
結ばれた美しいくちびる
いろんなことがあって
おまえはそれでも
私の部屋の椅子に座っている
おまえはそのときまだ二十一
そして私はそのときまだ二十三
無責任で
それほど深い暮しも考えなかった頃
窓からは西日が射し込んでいる
私たちの恋の名残は
椅子の背に掛けられたセーターに
昔日のほのかな陽だまりをつくっている
お前は毛糸をたぐりながら
一日を編んでいる
あさぎ色のセーターの形に
はるかな山並みは
藍色のシルエットになっている
私はギターを弾きながら
時間を紡いでいる
いつまでも
こんな夕方があればいいと思いつつ
おまえの頬をオレンジの夕日が染めている
肩にかかる長い髪
結ばれた美しいくちびる
いろんなことがあって
おまえはそれでも
私の部屋の椅子に座っている
おまえはそのときまだ二十一
そして私はそのときまだ二十三
無責任で
それほど深い暮しも考えなかった頃
窓からは西日が射し込んでいる
私たちの恋の名残は
椅子の背に掛けられたセーターに
昔日のほのかな陽だまりをつくっている
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