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あまりに激しく
あまりに速く
夏は通り過ぎていった
草や木はいっせいに花をつけ
虫たちは自らを命の限りに顕示した

灼けつく太陽の道で
私たちは何度も唇を重ねた
迫りくる別れの予感を追いやるように

神話や伝説は
閉じられた白日に存在を結び
駈けて行く少年の後姿に
老いた猟師の額のしわに
烙印のように押されていた

私たちは
私たちと夏がどんなふうに結ばれているか
知ったのだ
叶えられぬ欲望さえも
さりげなく満たし
絵空事に換えてしまう
幻の季節よ

彩られた全ての者たちの間を抜け
偽りの華やかさに隠れて
私たちは愛し合った
限りなく信じあい限りなく背きあいながら
お互いの遠い過去と
遠い未来のために
置き去りにしたもの 2012/09/25(火) 13:29 編集 削除
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