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明日の顔が
ぼんやりと見え始めた
椎の実が落ちる
そのかすかなピアニシモから
時は旅立つ

ベッドで本を読んでいるおまえ
その胸の
確かな息づきから
地平線が始まる

雨は降り止んで
誘うように大きな虹のかかる彼方へ
町は続いている

数えきれない背徳や
癒しきれない人生の痛みを
静かなルピナス色に染めて
今日が笑っている

そのとき
昨日の声は
もうぼくを呼ばない
愛する者たちへ 2012/09/25(火) 14:06 編集 削除
目を閉じて
音を聞く
海からの風の

赤いバラの花

目を閉じて
風を聞く
時を背負わない
ことばを

目を閉じて
ことばを聴く
この夜に
香る優しい愛を

赤いバラの花

目を閉じて
愛を聴く
あなたの胸の鼓動
抱きしめるからだ

赤いバラの花
愛する者たちへ 2012/09/25(火) 14:03 編集 削除

ほほえみならば百合の白
涙ならば露草の青
思い返せば野菊の紫
期待だけは赤い薔薇
それから
私は目を閉じる
私は目を閉じ心を開く
愛する者たちへ 2012/09/25(火) 13:33 編集 削除
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