愛する者たちへ - ■ 飛騨甚　詩集　

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大丈夫だよ

ほらね

大丈夫だよと
春風が吹いている

愛する者たちへ 2012/09/25(火) 15:25 編集

終わりの道標から
僕たちは旅に出たのだ
早春の砂埃の中
ただ
地平線まで行こうと

愛する者たちへ 2012/09/25(火) 15:04 編集

ナイーブでアッケラカンで逞しくて淋しがりやで子供っぽくておとなでたまに変な笑いかたをする女・・・

この時間どうしてる？
ほら、風邪引くよ

愛する者たちへ 2012/09/25(火) 14:28 編集

愛は目の前のあなたを
遠いものにする
時間と空間の無限を
私は向かい合う二人の距離に知る
そして私はふいに
愛することに臆病になってしまう

愛は目の前のあなたを
近いものにする
あなたの悲しみや苦しみが
私を刃物のように傷つける
そして私は
あらゆる困難や暴力に対して勇敢になる

愛する者たちへ 2012/09/25(火) 14:18 編集

日が暮れる
青い絹のカーテンが引かれるように
ボトルの中に
一日の日だまりがある

君の人生を非難することなど
誰にもできはしない
海は凪いでいる
夜空は少しも変わらずに
星を飾っている

安心しなさい
ぼくはいつもここにいる

愛する者たちへ 2012/09/25(火) 14:16 編集

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