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茜色の町は
どこまでも続いていた
丘の上から
ぼくは静かな風景を見下ろしていた
黒松の林に
ときおり風が戯れていた
急がねばならぬことは
何一つなかった
ぼくは本当に君を愛していた

町のはずれには
かつて陽と砂埃にまみれたグランドが
やさしく輝いていた
手をつないで歩いた道は
林の向こうに消えていた
そのむこうには
明るい雲が浮かび
君がぼくを愛していたのかどうか
ぼくは今も知らない
時の彼方の町 2012/09/25(火) 13:56 編集 削除
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